家庭画報特選 決定版 きものに強くなる [着物]
気になる着物の本をメモしておきます。
花を追え――仕立屋・琥珀と着物の迷宮 (ハヤカワ文庫JA) (ハヤカワ文庫 JA ハ 8-1)
- 作者: 春坂 咲月
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2016/11/22
- メディア: 文庫
鎌田由美子 着物ヘアメイクの発想: SHISEIDO KIMONO BEAUTY
- 作者: 鎌田 由美子
- 出版社/メーカー: 誠文堂新光社
- 発売日: 2015/07/08
- メディア: 単行本
九十九藤(西條 奈加) [着物]
ノンフィクションは読むけれど、小説、しかも時代小説は
ほとんど読んだことがありません。
前からファンの彦坂木版工房さんが装画を担当した
「まるまるの毬」を買いに行ったところ置いておらず、
代わりに買ったのが「九十九藤」でした。
江戸時代の派遣業の話というのも興味あったけど、
「つづら」に興味には最近ご縁があるので……。
つづら織りの帯を購入したのと、帯を収納するつづらも
注文したので、つづらに縁を感じて買ってしまいました。
11月下旬に名前入りのつづらが届くな〜と思いながら
読んでいたら、どうやら1ヶ月以上早く完成したようで
電話が来たのも偶然でした。
なんとなくかぶれそうな植物のイメージだけど、
かぶれないのかな?
↓これも買わなくちゃ。
↓これも読んでみようかな。
↓別の作家さんだけど、気になる。
ほとんど読んだことがありません。
前からファンの彦坂木版工房さんが装画を担当した
「まるまるの毬」を買いに行ったところ置いておらず、
代わりに買ったのが「九十九藤」でした。
江戸時代の派遣業の話というのも興味あったけど、
「つづら」に興味には最近ご縁があるので……。
つづら織りの帯を購入したのと、帯を収納するつづらも
注文したので、つづらに縁を感じて買ってしまいました。
11月下旬に名前入りのつづらが届くな〜と思いながら
読んでいたら、どうやら1ヶ月以上早く完成したようで
電話が来たのも偶然でした。
なんとなくかぶれそうな植物のイメージだけど、
かぶれないのかな?
↓これも買わなくちゃ。
↓これも読んでみようかな。
↓別の作家さんだけど、気になる。
銘仙 [着物]
前回、銘仙と札幌について書いたけど、三橋順子先生の
ブログで面白いことを知りました。
銘仙には接客業に携わる女性のイメージがあるとのこと。
そういえば、とと姉ちゃんに出てきた「カフェー浪漫」の
女給さんたちも銘仙を着ていたことを思い出しました。
学友の綾さんが銘仙の着物姿で登場したときに
「あっ、水商売だな」とわかるくらいの演出でした。
以前、「花子とアン」でも蓮さまはじめ、お嬢様
女学生たちが揃いも揃って鮮やかな銘仙を着ていたので、
森田たまさん同様、東京のお嬢さま女学生たちの
イメージしかなかったのですが……。
ちなみに三橋先生が紹介されている着物の本、
これ持ってる〜というものもあれば、こんなのも
あるのかと、参考になりました。(→こちら)
↓『はいからさんが通る』の紅緒さんも銘仙だったような。
↓アステイオン掲載の三橋先生の「歴史の中の多様な「性」」は
Newsweekで全文読めました。
ブログで面白いことを知りました。
銘仙には接客業に携わる女性のイメージがあるとのこと。
そういえば、とと姉ちゃんに出てきた「カフェー浪漫」の
女給さんたちも銘仙を着ていたことを思い出しました。
学友の綾さんが銘仙の着物姿で登場したときに
「あっ、水商売だな」とわかるくらいの演出でした。
以前、「花子とアン」でも蓮さまはじめ、お嬢様
女学生たちが揃いも揃って鮮やかな銘仙を着ていたので、
森田たまさん同様、東京のお嬢さま女学生たちの
イメージしかなかったのですが……。
ちなみに三橋先生が紹介されている着物の本、
これ持ってる〜というものもあれば、こんなのも
あるのかと、参考になりました。(→こちら)
↓『はいからさんが通る』の紅緒さんも銘仙だったような。
↓アステイオン掲載の三橋先生の「歴史の中の多様な「性」」は
Newsweekで全文読めました。
森田たま随筆全集(森田たま) [着物]
きものについて書かれた本を探していた時に
森田たま(1894−1970)という札幌出身の
随筆家を知りました。
私の曾祖母世代のたまさんは札幌の中心部(現中央区)に
住むお嬢様で、私の曾祖母とは境遇がまったく違うのですが、
あの時代の札幌を思い描きながら読んでいます。
たまさんが女学生だった頃(1910年頃)に東京の
女学校では銘仙の着物で通学しているという話を
雑誌などで知っていたようです。
でも、銘仙がどのような着物であるかについては
東京の大学に行った男性に聞いてもわからず、東京から
転校生が来て実物を見て初めてわかったという記述が
面白かったです。
しかも、その銘仙の着物が派手すぎるということで
転校生は札幌の女学校では着用を禁止されたとのこと。
たまさんの学校(現札幌北高)は真面目そうな校風
だもんな(笑)
ちなみに銘仙はひとつも持っていないけれど、
20代の頃だったら若さに任せてぎりぎり着れても、
なんとなく今の私は似合わない気がします。
たまさんの最初のエッセイが「もめん随筆」だけど、
木綿の着物は好きだし、上質の木綿の着物は集めたいと
思ってます。
↓大通に母と買い物に行ったついでにたまさんの生家を
訪ねました。バスセンター駅の近く。
↓一部文庫とKindleで購入可能のようです。
↓「石狩少女」も読みたいけど高い!近デジで頑張って読むかな?
↓銘仙といえば、通崎睦美さん。
↓この装丁で使用されている銘仙も素敵。
森田たま(1894−1970)という札幌出身の
随筆家を知りました。
私の曾祖母世代のたまさんは札幌の中心部(現中央区)に
住むお嬢様で、私の曾祖母とは境遇がまったく違うのですが、
あの時代の札幌を思い描きながら読んでいます。
たまさんが女学生だった頃(1910年頃)に東京の
女学校では銘仙の着物で通学しているという話を
雑誌などで知っていたようです。
でも、銘仙がどのような着物であるかについては
東京の大学に行った男性に聞いてもわからず、東京から
転校生が来て実物を見て初めてわかったという記述が
面白かったです。
しかも、その銘仙の着物が派手すぎるということで
転校生は札幌の女学校では着用を禁止されたとのこと。
たまさんの学校(現札幌北高)は真面目そうな校風
だもんな(笑)
ちなみに銘仙はひとつも持っていないけれど、
20代の頃だったら若さに任せてぎりぎり着れても、
なんとなく今の私は似合わない気がします。
たまさんの最初のエッセイが「もめん随筆」だけど、
木綿の着物は好きだし、上質の木綿の着物は集めたいと
思ってます。
↓大通に母と買い物に行ったついでにたまさんの生家を
訪ねました。バスセンター駅の近く。
↓一部文庫とKindleで購入可能のようです。
↓「石狩少女」も読みたいけど高い!近デジで頑張って読むかな?
↓銘仙といえば、通崎睦美さん。
↓この装丁で使用されている銘仙も素敵。
押し売り [着物]
もともと世界の布集めをしているほど、布が好きというのも
あるけれど、着物も絹、麻、木綿などさまざまな素材で
多様な織りや染め技術であることを知りました。
たくさんの布・きものが見たくて、今年に入って着物を
本を読んだり、呉服屋さんをまわったりしています。
先週末、某着物チェーン店を覗いたところ、「これ、絶対
似合いますよ」とか言って、欲しくもないというか、似合っても
いない反物をぐるぐる巻きにされた上に最後に電卓を叩いて
「普段なら100万円するものが、今なら49万円です。
お得ですよ〜。ローンも組めます」と押し売りされてびっくり。
(店員が3人がかりで迫って帰してくれないので、気の
弱い人ならローン契約してしまうのではないかと)
「母が持っている着物に似ていたら困るので、母に
相談しないと買えません」と言ったら、「早く写メ
送っちゃいなさいよ」と人の行動まで強制してくるし、
「いつお母様にメールするの?」と3時間近くも
離してくれないし、最後は怒りの気持ちだけ。
こうやって無理やり着物を買わされた人は着物嫌いに
なるだろうと思いました。
今日、着付けの先生にこの顛末を話したところ、
そのチェーン店はものによっては品物は悪くないけど、
呉服チェーン業界全体でそういう押し売り商法が
かつて社会問題になったことがあるとのことでした。
「かつて」じゃなくて、今も続いているのね……と。
行政処分入らないのかな?と思うほどの問題だと思いました。
今でも思い出すと、かっとくるけど、布が好きなので
着物の本はこれからも読みます。
↓これ、実話に基づいたフィクションらしいけど、面白いし、
すごい世界があったものだという話でした。
↓東南アジアの布は私も好きなので、見ているだけで楽しい。
↓私も今年、木綿のきものを誂えたので参考になりました。
あるけれど、着物も絹、麻、木綿などさまざまな素材で
多様な織りや染め技術であることを知りました。
たくさんの布・きものが見たくて、今年に入って着物を
本を読んだり、呉服屋さんをまわったりしています。
先週末、某着物チェーン店を覗いたところ、「これ、絶対
似合いますよ」とか言って、欲しくもないというか、似合っても
いない反物をぐるぐる巻きにされた上に最後に電卓を叩いて
「普段なら100万円するものが、今なら49万円です。
お得ですよ〜。ローンも組めます」と押し売りされてびっくり。
(店員が3人がかりで迫って帰してくれないので、気の
弱い人ならローン契約してしまうのではないかと)
「母が持っている着物に似ていたら困るので、母に
相談しないと買えません」と言ったら、「早く写メ
送っちゃいなさいよ」と人の行動まで強制してくるし、
「いつお母様にメールするの?」と3時間近くも
離してくれないし、最後は怒りの気持ちだけ。
こうやって無理やり着物を買わされた人は着物嫌いに
なるだろうと思いました。
今日、着付けの先生にこの顛末を話したところ、
そのチェーン店はものによっては品物は悪くないけど、
呉服チェーン業界全体でそういう押し売り商法が
かつて社会問題になったことがあるとのことでした。
「かつて」じゃなくて、今も続いているのね……と。
行政処分入らないのかな?と思うほどの問題だと思いました。
今でも思い出すと、かっとくるけど、布が好きなので
着物の本はこれからも読みます。
↓これ、実話に基づいたフィクションらしいけど、面白いし、
すごい世界があったものだという話でした。
↓東南アジアの布は私も好きなので、見ているだけで楽しい。
↓私も今年、木綿のきものを誂えたので参考になりました。
きものが欲しい! (群 ようこ) [着物]
着物について書いてあるエッセイが読みたいと思って読んだ本。
群ようこさんって「無印シリーズ」のイメージがあったので
ふんわり・ほんわりな感じかと思ったら、林真理子より怖いかも?と。
ポリエステルの着物に厳しいし、藍と白以外の現代的な浴衣にも
厳しいし、「粋」についての一家言。あれこれうるさいおばさんに
ついても文句を言ってるけど、そのままブーメラン状態でした。
1954年生まれなのでうちの母と同級生と思えば、そんなものかな?と
思ったけど、これら本は2000年代前半に出版されているので、
当時はまだ40代ではないか!
こういう人に着物姿を見られたくないなと思っていたところ、「欲と収納」
によると、もしかしたら西荻窪在住?と……。
着物を着て出歩いたことはないけど、すれ違ったことはありそうだな。
↓一つ一つの着物と小物はきれいだけど、今(60代)ならいいかも
しれないけど、40代にしては地味でした。
↓前作に母に買わされた(たかられた?)着物の記述があったけど、
その後のゆくえにびっくり……。家族もいろいろそうでした。
↓これだけ読んだことあるけど、高校時代だったので内容忘れてしまった。
読み直したいです。
↓このシリーズのイメージです。タイトルから無印良品的な
ナチュラルな感じを想像してたけど、実は辛口・毒舌本なのかな?
↓実は林真理子作品は初めて読みましたが、全て欲しいものは手にいれてやる!と
いう執念による豪快な買いっぷりが林真理子氏らしくて、期待を裏切らない分、
こちらの方が群さんの着物本よりも好感持てました。
群ようこさんって「無印シリーズ」のイメージがあったので
ふんわり・ほんわりな感じかと思ったら、林真理子より怖いかも?と。
ポリエステルの着物に厳しいし、藍と白以外の現代的な浴衣にも
厳しいし、「粋」についての一家言。あれこれうるさいおばさんに
ついても文句を言ってるけど、そのままブーメラン状態でした。
1954年生まれなのでうちの母と同級生と思えば、そんなものかな?と
思ったけど、これら本は2000年代前半に出版されているので、
当時はまだ40代ではないか!
こういう人に着物姿を見られたくないなと思っていたところ、「欲と収納」
によると、もしかしたら西荻窪在住?と……。
着物を着て出歩いたことはないけど、すれ違ったことはありそうだな。
↓一つ一つの着物と小物はきれいだけど、今(60代)ならいいかも
しれないけど、40代にしては地味でした。
↓前作に母に買わされた(たかられた?)着物の記述があったけど、
その後のゆくえにびっくり……。家族もいろいろそうでした。
↓これだけ読んだことあるけど、高校時代だったので内容忘れてしまった。
読み直したいです。
↓このシリーズのイメージです。タイトルから無印良品的な
ナチュラルな感じを想像してたけど、実は辛口・毒舌本なのかな?
↓実は林真理子作品は初めて読みましたが、全て欲しいものは手にいれてやる!と
いう執念による豪快な買いっぷりが林真理子氏らしくて、期待を裏切らない分、
こちらの方が群さんの着物本よりも好感持てました。
着物 [着物]
冬休み、母が社会人になったときに祖母に買ってもらったという
大島紬に帯合わせをして遊びました。
西荻窪は呉服屋が多いけど、アンティークのお店もいろいろ
あるようなので、忘れないようにメモっておこっと。
atelier 十三夜
リサイクル着物菅野
青いぶどう 「旧本店」
きもの一期一会店
ネットだと、ここが可愛い!
↓母の大島(事実上、もらいました)
↓帯合わせ遊びの一部。
大島紬に帯合わせをして遊びました。
西荻窪は呉服屋が多いけど、アンティークのお店もいろいろ
あるようなので、忘れないようにメモっておこっと。
atelier 十三夜
リサイクル着物菅野
青いぶどう 「旧本店」
きもの一期一会店
ネットだと、ここが可愛い!
↓母の大島(事実上、もらいました)
↓帯合わせ遊びの一部。
きものYOKOMORI流スタイル―これでもOK! 着物の新常識
- 作者: 横森 美奈子
- 出版社/メーカー: 主婦の友社
- 発売日: 2015/11/07
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
ハイカラさんのお洒落じょうず 銘仙きもの 多彩な世界(保存版)
- 作者:
- 出版社/メーカー:
- 発売日: 2010
- メディア: 単行本(ソフトカバー)