火葬人 (1969年 チェコスロバキア) [映画]
数年前まで毎日映画を見ていたのが、すっかり見なくなりました。
面白い映画は多いけれど、ハッとさせられることがなくなったというか、
自分が興味を持つ映画がだいたい構成やエンディングが同じで飽きたの
かもしれません。
そんな中でたまたまツイッターで見つけた「火葬人」は、驚きました。
こういう映画もあるのだと思うと、嗜好を変えてもう一度映画を
発掘したくなります。
カメラワークもパッチワークだったり、ヌーベルバーグ風と思いましたが
(実際にチェコ・ヌーヴェルヴァーグとのこと)、それよりも淡々と
ダークなことに驚きました。
怖くて眠れないというほどではないけれど、何かのタイミングで時に
人間はこういう恐ろしいこともやってのけるだろうと想像がつくだけに、
寝る前にふと考え込んでしまうという感じです。
チェコ(スロバキア)のユダヤ人はチェコ語ではなく、ドイツ語で
暮らしていたという話は有名だけど、どうやってそんなことが
可能なのだろうか?と今も不思議でなりません。(カフカは
お手伝いさんとチェコ語で会話してたようですが)
ただ、この映画でもドイツ系、スラブ系、ユダヤ系の対立のような
ものが描かれていたので、状況が少し理解できたように思いました。
↓最初のレストランのシーンはこのレストラン?と思いましたが、
チェコのレストランはどこも似ているのかもしれません。
↓プラハのシナゴーグ。数カ所に点在していて、どれも荘厳です。
↓今読んでいるところですが、映画と違うかたちで引き込まれます。
↓字幕を担当された阿部賢一さんのもうひとつの翻訳書も面白いです。
歴史や映画、社会情勢、流行を知っていれば知っているほど、
元ネタがわかる構成になっています。数年後に読むと、また違って読めるはず。
↓ユルコヴィッチさんの論文にチェコスロバキア時代の
言語状況が描かれていて面白いです。
↓こちらも興味あります。
↓プラハといえば、米原万里さんのソビエト学校時代の話。
↓こちらもチェコ情報満載。
↓これも欲しい!
面白い映画は多いけれど、ハッとさせられることがなくなったというか、
自分が興味を持つ映画がだいたい構成やエンディングが同じで飽きたの
かもしれません。
そんな中でたまたまツイッターで見つけた「火葬人」は、驚きました。
こういう映画もあるのだと思うと、嗜好を変えてもう一度映画を
発掘したくなります。
カメラワークもパッチワークだったり、ヌーベルバーグ風と思いましたが
(実際にチェコ・ヌーヴェルヴァーグとのこと)、それよりも淡々と
ダークなことに驚きました。
怖くて眠れないというほどではないけれど、何かのタイミングで時に
人間はこういう恐ろしいこともやってのけるだろうと想像がつくだけに、
寝る前にふと考え込んでしまうという感じです。
チェコ(スロバキア)のユダヤ人はチェコ語ではなく、ドイツ語で
暮らしていたという話は有名だけど、どうやってそんなことが
可能なのだろうか?と今も不思議でなりません。(カフカは
お手伝いさんとチェコ語で会話してたようですが)
ただ、この映画でもドイツ系、スラブ系、ユダヤ系の対立のような
ものが描かれていたので、状況が少し理解できたように思いました。
↓最初のレストランのシーンはこのレストラン?と思いましたが、
チェコのレストランはどこも似ているのかもしれません。
↓プラハのシナゴーグ。数カ所に点在していて、どれも荘厳です。
↓今読んでいるところですが、映画と違うかたちで引き込まれます。
↓字幕を担当された阿部賢一さんのもうひとつの翻訳書も面白いです。
歴史や映画、社会情勢、流行を知っていれば知っているほど、
元ネタがわかる構成になっています。数年後に読むと、また違って読めるはず。
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嘘つきアーニャの真っ赤な真実<嘘つきアーニャの真っ赤な真実> (角川文庫)
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川学芸出版
- 発売日: 2012/06/28
- メディア: Kindle版
↓こちらもチェコ情報満載。
ペンブックス21 ロシア・東欧デザイン (Pen BOOKS)
- 作者:
- 出版社/メーカー: CCCメディアハウス
- 発売日: 2013/08/01
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
↓これも欲しい!
新しいチェコ・古いチェコ 愛しのプラハへ (旅のヒントBOOK)
- 作者: 横山 佳美
- 出版社/メーカー: イカロス出版
- 発売日: 2015/07/07
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
2015-08-29 22:53
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