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妻と娘の国へ行った特派員 (近藤紘一) [本]

初めて読んだ文庫本が近藤紘一さんの「サイゴン〜」の
シリーズでした。(小学4年生の時)
それから何度か読み直していますが、最近はKindleにも
なっているんですね。
全部読んでいたと思ってましたが、「妻と娘の国へ行った
特派員」は読んでなかったので、今回Kindleでポチりました。

これは様々な媒体に書いたものを集めたもので、病気で
入院しているときのものもありました。
1985年11月に書かれたエッセイでは胃潰瘍ということに
なっていますが、当時は癌告知はされなかっただろうから、
本当に胃潰瘍と信じていたかもしれないと。

ただ、亡くなる1週間前(1986年1月20日)に書かれた
あとがきは口述によるものと書かれているので、そのときには
病名を知っていたかはわかりませんが、死期が近づいている
ことを悟っていたと思われ、胸が詰まりました。

私が好きな作家は二人いますが、近藤紘一さんは45歳で
亡くなられ、米原万里さんも56歳で亡くなられています。
もっと長生きして、素敵な文章をもっと書いてほしかった
二人です。



妻と娘の国へ行った特派員 (文春文庫)

妻と娘の国へ行った特派員 (文春文庫)

  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 1989/03/10
  • メディア: Kindle版


サイゴンから来た妻と娘 (文春文庫 こ 8-1)

サイゴンから来た妻と娘 (文春文庫 こ 8-1)

  • 作者: 近藤 紘一
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 1981/07/25
  • メディア: 文庫

↓小学館文庫からも出てるらしいけど、やはり上記のカバーだよね。
サイゴンから来た妻と娘 (小学館文庫)

サイゴンから来た妻と娘 (小学館文庫)

  • 作者: 近藤 紘一
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2013/08/02
  • メディア: 文庫


サイゴンのいちばん長い日 (文春文庫 (269‐3))

サイゴンのいちばん長い日 (文春文庫 (269‐3))

  • 作者: 近藤 紘一
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 1985/04
  • メディア: 文庫


バンコクの妻と娘 (文春文庫 (269‐2))

バンコクの妻と娘 (文春文庫 (269‐2))

  • 作者: 近藤 紘一
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 1985/01/25
  • メディア: 文庫


パリへ行った妻と娘 (文春文庫)

パリへ行った妻と娘 (文春文庫)

  • 作者: 近藤 紘一
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 1988/07
  • メディア: 文庫

↓ここから下はもしかしたら読んでないかも
しれないので、メモっておきます。
したたかな敗者たち (文春文庫)

したたかな敗者たち (文春文庫)

  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 1988/02/10
  • メディア: Kindle版


戦火と混迷の日々 悲劇のインドシナ (文春文庫)

戦火と混迷の日々 悲劇のインドシナ (文春文庫)

  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 1987/02/10
  • メディア: Kindle版


仏陀を買う

仏陀を買う

  • 作者: 近藤 紘一
  • 出版社/メーカー: 中央公論社
  • 発売日: 1986/08
  • メディア: 単行本


戦火と混迷の日々―悲劇のインドシナ 内藤泰子さんの体験を追いつつ (1979年)

戦火と混迷の日々―悲劇のインドシナ 内藤泰子さんの体験を追いつつ (1979年)

  • 作者: 近藤 紘一
  • 出版社/メーカー: サンケイ出版
  • 発売日: 1979/10
  • メディア: -


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